潮吹きとは何なのでしょうか。

女性でも正確に把握している人は多くはないのではないでしょうか？
かくいう私も実は、マンホール（マンコの穴、膣）から出てくるものだと思っていました。

しかし実は、潮吹きの“潮”は穴の方からではなく、クリトリスから出るってご存知でした？
そう、つまりはオシッコと同じところから出てくるのです！

「じゃあ出てきているものは要するに尿なわけ？」と思われる方もいるかもしれませんし、潮吹き＝尿失禁“と思っている方も多いかもしれません。

潮は、尿とは違います。

性感帯やＧスポットを刺激されることにより膣の中に大量の愛液が分泌され、それが尿道に染み出したまり、行き場を失った愛液が勢いよく出る現象のことを“潮吹き”と言うのです。

愛液はセックスをする上で大切な役割を果たします。
愛液がなければ女性の体を傷つけてしまう恐れもありますので、足りない場合はローションなどを利用しなければなりません。

その大切な愛液は、実はテクスチャーが異なる２種類が分泌されています。
女性なら以下を読むと「そういえば…」と思い当たるフシがあるかもしれません。

セックスの前半では、より粘度の高い愛液が分泌されます。
ねちゃっとした液体で、チンコを受け入れやすくするためです。
セックスが継続すると、その後愛液はサラサラな状態に変化します。

潮吹きの潮は、サラサラで粘り気がなく、無色透明でニオイもありません。

じゃあ、このサラサラになった愛液が潮なのか？
実はそうでもないのです。

潮は、“スキーン腺液”と言われ、厳密には愛液とは異なる液体です。
先ほどご説明した通り、性感帯刺激によって分泌された液が尿道にあふれ、その後外に出ます。

「潮吹きは気持ちいいもの」と思っている人も多いかもしれませんね。

実は潮吹きしたからと言って、必ずしもオーガズムが伴うわけではないんです。

つまり「潮吹きしたから超気持ちイイ！」とか「イッたから潮吹いちゃった…」ということではないんです。
こういうセリフは、あくまでもいアダルトビデオの中での“幻想”ですね（笑）

潮吹きは、性感帯が刺激されることによっておこる生理現象、つまり体の自然な反応に過ぎません。
ですので、オーガズム（気持ちいい状態）に入るまえに潮吹きすることもあるんです。

生理現象であるということを知っているＡＶ女優さんたちは、撮影前に水分を大量に飲みます。
水をあまりに飲みすぎると水中毒になる危険性もあるため、ポカリスエットなどを飲みます。

そうすると、潮吹きしやすくなるのです。

「オシッコと一緒やん！」と言いたくなりますが、まあ一応クサくはありませんのでやはりオシッコではないのですね（笑）

男性の夢を壊す記事になっちゃったかな？
女性はコッソリ覚えておきましょう（笑）