ネットを見ないことによる悪影響って、何かあるでしょうか？

情報を得られないとマズイ？
自分の悪口を把握しておかないといけない？

もし「こんなこと書かれてるよ！」と言われて、「そりゃけしからん！自分が色々言われているのを知っておかないと！」とネットでの評価を把握しておかなければいけないという状況であるのならば、常にアンテナを張り、チェックしなければなりません。

しかし・・・あくまで個人の話ですが、そんな人っているのかな？

企業とかであれば、その後の経営についてどう舵をとっていくか？という参考になりますので、評判については把握しておく方がメリットがありますが、一個人にそんな必要があるのかといえば、ほぼ無いような気がします。

いや、「お客様からどう思われているか常にチェックしなければ！」という意識高いビジネス姫さまならば、必要なのかな・・・？

ネットで悪口などを言われた時には、カーッと頭に血が上って相手が言ったことを必死に考えてしまいます。

「どういう意味でそういったのか？」とか「そうじゃない！それは本当のことじゃない！」と怒りに震え、効果的な反論を見つけます。

しかし、自分が言う側になってみたらどうでしょう？
そんなに真剣に、スマホやＰＣに向かって文字を打っていますか？

何となく通りすがりでノリで書き込んでみたり、リツイートしてみたり、といった感じでやる側はごくごく軽い気持ちでやっているのです。

私にはそういう考え方は一切ないので理解に苦しみますが、例えば自分の今日あったイヤなことを忘れるためにネットでウヨウヨして知らない相手の悪口に乗っかるような人もいるでしょう。

そんなテキトーな輩の言うことに、真剣に対応しなくても良いのです。
「あら、そうなの。」というだけなのです。

自分を悪く言っている本人に例えば返信をしたとしても、特に良いことはありません。

そもそも自分に対して良いことを言っていないのですから、説得することも難しいでしょう。
絡んでいくと余計にヒートアップして「本人からこんな返事が！ｗｗ」とか喜ばせるだけになるでしょう。

言い返したい、反論したい気持ちはわかりますが、特別メリットはないということを覚えておきましょう。

もし見てしまっても「ハイハイお疲れ」と右から左へ流すことが重要です。

怒るというのはパワーのいることです。
怒りたいなら怒っても良いのですが、「その先に何があるのか？」と考えてみてください。

例えば、攻撃してきた相手にぎゃふんと言わせたいなら、考える意味もあると思います。
しかし、結局何もしないのであれば、腹を立てるだけムダということです。

注意したいのは、怒りは切り替えようとしないといつまでも収まらないという点です。
特に、人に対して出来事を話したとして、「イラつくわ！」とか怒り口調で声を発していると、自分の声を聞くことによりさらに怒りが増幅するということが、心理学の研究でわかっています。

発散するためにグチを言うのもいいのですが、私はあまりオススメしません。
他人に解決策を求めるのであれば、別ですけどね。