日光江戸村の日光。
日光東照宮の日光。
華厳の滝の日光。
そう。北関東の栃木県にある日光です。
なぜかは解らないのですが、様々な仕事をしてきた中で共通して行きたくなるのが日光なんです。
夜、急に甘いものが食べたくなるのと同じ感覚で、急に日光に行きたくなるんです。
特に華厳の滝と東照宮。
東照宮は徳川家康がまつられた神社で、江戸（東京）の真北に位置し、最初に遺体が埋葬された久能山からは、不死の山とされた富士山越しに結ぶライン上にある、とのこと。
きっと風水的にも考え抜かれた場所だけに、強いパワーがあって、そのパワーを欲してる体が日光へ行きたがっているのかと思うほど行きたくなります。
山々に囲まれ、風水のパワーも溢れ、美味しいふわふわのかき氷があり、なめらかな湯葉が楽しめ、つるっとのどごしの良い日光蕎麦でお腹を満たす・・・食べ物ばかりですが^^;
そんな日光、オススメです。

おじいちゃん、おばあちゃんの行くところと思ってませんか？
確かに若い人は少ないです^^;
でも、温泉の効能は有効なものばかりだし、湯畑と呼ばれる周りには、古くからの温泉街の雰囲気が残っており、その町並みにたまらなく癒されて、ついつい足を運んでしまうんです。
足湯も至る所にあって、そこで隣に座ったおばあちゃんとお話ししたりするのも楽しい。
いつもの気合の入った服から、楽なジャージに着替えたような気楽さが草津にはあります。
そう。いつも抜かりなくファッションやメイクも整え、接客に励む日々から開放されるなら、地味だと思われがちな場所に旅行に行くと、無駄な力が抜けてリラックスできるんですよ。

いきなり海外です（笑）
もう何度も行っているタイ。
タイという国の近代的な文化と、古き良き文化が混在する中にそびえる数々の寺院。
ここに何百年も前から文化が栄え、人々のドラマがあり、その場所に自分が今立っているという事実がとても不思議で神聖に思える国です。

タイの人たちのアバウトな感じも好きです。
初めて行った時には、正直空港にいる人全てが悪い人に見えてしまいビクビクしていましたが、すぐに「微笑みの国」と言われる所以がわかりました。笑ってやり過ごすことが日常なんです。これって実はすごく難しいことなんじゃないかと思うんです。
普段、風俗嬢はどんなお客様に付いても、笑顔で接客する。基本ですよね。
でもすごく嫌なことを言うお客さんが来るときもあります。
究極の接客をしている訳ですから、こちらが受けるダメージも半端なく大きくなります。
「こいつ、まじムカつく」と心で思っていると、知らず知らずに態度に出てしまうこともあるかもしれません。
でも、このタイの人たちは、とにかく笑顔。ホテルの人も屋台の人もショップの人も象の飼育員もみんな笑顔。
世界中から観光客が訪れ、様々な人種や宗教、思想の人たちと接していてもずっと笑顔を絶やさないタイの人たち、すごいと思います。
自分もそうなりたい。風俗をやめてもそんな人でありたいと、タイに行くたびに思います。
なので、ちょっと遠くて、行くのに勇気も要りますが、私にとってタイで得たものはとても大きく、行く度に人間的に成長させてくれる場所なので、多くの人には当てはまらないかも知れませんが、私的オススメの場所です。