子宮の入口にある子宮頸管にクラミジアが感染してしまいます。
自覚症状がないことがほとんどですが、おりものが増えたり、不正出血などがあったら、この病気を疑ってみましょう。
感染したまま放置してしまうと、卵管炎を引き起こし、子宮外妊娠や不妊症の原因となりますので軽く見てはいけません。性器クラミジアの男性に対して、オーラルセックス（男性器を口で愛撫）をすると、咽に感染して咽頭クラミジアを発症する可能性があります。喉が腫れて違和感を感じたり、発熱したり、首のリンパ節が腫れたりといった症状で、風邪かな？ぐらいに思ってしまって放置なんてパターンもよくあるみたいです。
どうもおかしいな？と思ったら、婦人科・泌尿器科・耳鼻咽喉科へ受診しましょうね。

クラミジアと同時に感染していることが多くみられます。 一時期、感染者数は減少していたのですが、1990年代をすぎてからは感染者数が増加しているそうですよ。
淋病に感染すると、数時間から数日で発症しますが、自覚症状がない場合も多くあります。 性器のほか、喉、眼や直腸などに感染します。怖い・・・
膣から子宮あたりに炎症をおこします。おりもののの増加や悪臭などの変化がありますが、 約８割の女性には自覚症状がないといわれていますが、 感染を放置しておくと体内に感染が拡大し、子宮外妊娠や不妊の原因となってしまうそう。
抗生物質のお薬の服用で治りますから、おかしいと思ったらすぐ病院へ！

昔の病気でしょと思ってましたが、いやいや。最近は患者数が増えているそうですよ。
梅毒は病原菌が比較的感染しやすく、口の周辺をケガしている場合などには キスだけで感染することもあります。 セックスでの予防はコンドームをしようすることで可能ですが、フェラチオなどのオーラルセックスによって 口やのどに感染することがあります。
梅毒に感染すると、３週間から３ヶ月ほどで感染した部分に小さくて硬いしこりができます。 このしこりは放置しておくと自然に消えますが、病原菌は体内に広がっており病気が進行していきます。消えたからといって治ったわけではないので、しこりを見つけたらすぐに医療機関へ受診しましょう。

ヘルペスウィルスによって感染します。口唇ヘルペスのウイルスは性器にも感染し、性器ヘルペスを発症することがあります。
感染してから2～12日間で発症し、ひりひり感、むずがゆさ、灼熱感、痛みなどを感じます。さらに赤いブツブツができ、水ぶくれになり、それが破れてただれたようになり、とても激しい痛みがあります。おしっこのときに痛みを感じることも。
こんな症状がみられたら、すぐに病院へ。点滴や投薬で治ります。
再発の恐れもあるので、まずはしっかり治すことと、体力をつけておくことが大切ですよ。

ものすごく激しい痒みです。性行為の際の接触感染がほとんどですが、タオルなどを介して間接的に感染することもあります。
尋常ではないかゆみを感じたら、陰毛を全てそり落とすのが一番いいのですが、それは無理！という場合には、薬局で「スミスリン」というしらみ駆除用のシャンプーを購入し、それで駆除することができます。卵を産み付けていることもあるので、全てのしらみを駆除するまでに一ヶ月程度かかることもあります。

性病コンジロームは、クラミジアや淋病ほどポピュラーな病気ではありませんが、近年、増加傾向にあるといわれている性感染症のひとつだそう。
ピンク色あるいは白・褐色系の１ミリから５ミリ程度のイボ状の突起物がみられることが多いようです。
皮膚科や泌尿器科、婦人科でもみてくれるところはあるそうなので、いぼいぼができたら、まず早めに病院で診てもらいましょう。

これらの症状があらわれているのにもかかわらず放置していると、お客様に病気を移してしまうことばかりか、自分が将来赤ちゃんを産めなくなってしまったり、赤ちゃんに先天性の障害を残してしまう可能性もあるんです。
恥ずかしがらずに、おかしいと思ったらすぐに病院で診てもらい、健康な体でお仕事に臨みましょうね。
どの病院に行ったらいいのかわからなかったら、お店のスタッフに聞いてみるときっと教えてくれますよ。