デリやヘルスは水が合わないということで、そこまで長期間働き続けることがなかったのですが、ソープでは腰を据えて働き、試行錯誤の末ランカーにも入り、一時期は予約困難な売れっ子になっていました。

もはや、女帝ですねｗ
女子同士仲が良いお店だったのでバトルとかはなかったのですが、ボーイさんとかには無茶苦茶言ってましたｗ

キャバ歴が長かった私は、あまり「客を選ぶ」ということを意識していませんでした。

キャバで売れると、卓がかぶりますが、１０分であっても大嫌いな客をスルーすることはできません。
一度は席についておしゃべりしなくてはなりません。

もちろん、断ることもできるのかもしれませんが、お店側からしたらなるべく満席にしたいので、ヘルプを駆使してとりあえず客を席に付かせ、お目当ての子が来るまで待たせるのです。

しかし、風俗嬢は違います。
一気に複数人を相手にすることはできませんので、自ずと“お断りする客”が発生します。

相当上から目線で申し訳ないのですが、ここで“客の日頃の行い”が出てくるわけですｗ

私が負担になると感じる客は、お断りされることになります。

まあ、それはそれで客にとっては新しい姫開拓のきっかけになりますし、別にこの世の終わりではないのですが、完全に私の色が効いている人にはつらかったでしょうね…。

毎日店に来て「キャンセルが出たら教えて欲しい」と訴えるヤツもいましたが、それを聞いた私は余計にお断りをするのでしたｗ

客を選べるということは、想像以上に快適です。

クサイ・痛い・めんどいことを言わない物わかりの良い客だけになった時は、自分のストレスが激減し、メンタルも落ち着いたからか、さらに指名が増えました。
本指名客が通うペースが上がったりもしました。

多分、そこまでイヤな思いをせずに働くことができ、接客が良くなったのだと思います。
自分がまとう雰囲気が良くなった、とも言えるかもしれません。

笑顔が増えたからか「最近かわいくなったね」と言われることも増えましたし、店長やボーイさんに当たることも減ったので、なんだか和平でしたｗ

そう、売れるということは、単純にお金がたくさんもらえるだけではないのです。

調子に乗ってしまうのはいけませんが、天狗にならないように気を付ければ、仕事の快適さがグンとアップするのです。

そのためには、多少踏んばらなけれなならない期間もありますが、この仕事をある程度の期間続けようと思っている方は、先を見据えてコツコツ努力しましょう！