前回、処女膜とは一体何なのか?ということをお伝えしました。

処女膜は、マンコの穴の中で穴をふさぐようにびっちりと張っているものではなく、せいぜい穴を狭めているくらいでしかないことがわかりました。
そりゃそうですよね、処女でも生理の血が体の外に出てくるわけですから…。

処女膜って、男が下ネタ的に口に出すことは多いですが、女性はあまり意識していないものです。

しかし実は、処女膜のせいでセックスの時に痛い、といったことも起こるのです。

処女膜が伸びきらない場合も

処女膜は、主に性交で無理矢理広げられます。

出血することはそんなに多いわけではなく、性交後は痛みだけが数日続きます。
その後の性交に関しては十数回痛みを伴ったままです。
性交を繰り返すうちに処女膜が伸びるようになり、痛みを感じなくなります。

しかし、一部の女性は性交時の痛みが取れないという場合があります。

処女膜強靭症

挿入時に痛い、と言えば「濡れてないんじゃないの?」という答えが返ってきそうですが、そう決めつけるのはいけません。
そうではなくきっちりとうるおいがあるのに、挿入で痛みを感じ続ける場合があります。

そんな女性は、もしかすると“処女膜強靭症”かもしれません。

処女膜強靭症とは、生まれつき処女膜が分厚い状態のことを指します。
膣口の周りにある処女膜が厚く伸びにくいため、いくらセックスを繰り返しても痛みを感じてしまうのです。

日常生活には問題がありませんが、セックスに苦手意識が生まれ、パートナーとの関係に支障をきたしたり、子供が出来にくかったり、難産になる可能性もあります。

レディースクリニックで相談する

風俗で働いている人もいない人も、一度婦人科で相談してみた方がよいでしょう。

処女膜強靭症であれば、保険適用ではありませんが、切除手術で改善します。
処女膜の状態によって、切れ目を入れるだけや切除するなど手術内容は違ってきます。

コワイイメージもあるかもしれませんが、セックスの度に痛い思いをするのもツライものです。
麻酔は確かに痛いですが、手術は日帰りですし、大きな手術ではありません。

手術を受けるかどうかは、専門家に診察してもらい、判断してもらってからでよいのです。
とにかく受診して、自分の体を知るようにしましょう。

私の先輩の場合

昼職の女の先輩で、よくオシャレなバーに飲みに連れて行ってくれる方がいました。

その先輩が、他のお客さんと下ネタで盛り上がっていたのですが、最後にボソッと「でも入れると絶対痛いんだよね」と言いました。
その言葉が気になり「いつも、毎回ですか?」とサラッとつっこんでみると、「うん、体のサイズが合わないからなのかな」と答えました。

その先輩はかなり小柄で、旦那さんがガッチリとした体型だったため、そもそもサイズが合わないから痛いのだろうと思い込み、セックスの時はひたすら「早く終われ!」と思って耐えていたそうです。

一度婦人科を受診されてみては、と私が真剣に言うと病院に行かれました。
結果、処女膜強靭症でした。

「手術はこわい」とかなり悩んでおられましたが、結局手術を受けることに。
その後先輩夫婦には、子供が出来ました。

先輩曰く「手術してよかった」とのことでした。

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kiyoha

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