私がローカルのキャバクラで働いていた時の話です。
キャバに限りませんが、ローカル店の方が変わった客が多いというものです。

そこで、とある団体客に付きました。
男性の店長もその卓についていたので、何かのつながりがあったのでしょうが、指名にならなさそうだったので、テキトーに場に馴染み、レーズンバターをつまみながら会話に紛れていると、端に一人キャストではない女性の姿が。
ほっそりとしてキレイで、談笑に口出しすることなく「うふふ」とお上品に笑っているだけ。

「誰かの奥さんかな?」と思っていると、店長が私に「あの方キレイだろ~!細いしさ!」と話を振ってきました。
「ええ、すごい美女!どなたかの奥様?」と聞くと、一人「オレの嫁」と挙手しました。
そのオレはうれしそうに「元々お店のナンバーワンだったんだよ」と自慢しました。
「へ~おキレイだと思ったら、やっぱり夜の方なんですね!」と合せていると「元男なんだけどね」と…!

頭の中は「へ~ニューハーフだったんか~」ということよりも、「嫁?今の日本って同性同士で結婚できたんだっけか?」ということでしたw

始めて間近で見たニューハーフ

「おねえ」という言葉はもはや全国共通語となり、テレビでニューハーフを見かけない日はありません。
人口も多くなっていると思いますが、それでも実際に接したことはありませんでした。

少し距離を置くとものすごく美しく見えるそのニューハーフ妻を「間近で見たい!」ということで、席を変わってもらって横でまじまじと見させてもらいましたw

髪はほぼ黒のダークブラウンで、肌もキレイです。
元男性だけあって足が細くて美脚!
バストも性器も手術済みということで、バストもしっかりと谷間を強調していました。

年齢は30代半ばだと思います。
遠目から見ると絶世の外国人美女風のニューハーフ妻でしたが、近くで見るとちょっと骨っぽく、鼻が魔女鼻で顎も長く、「そう言われてみたら男性なのかな?」という感じでした。

それからやはり、メイクが濃いです。
ファンデもしかりですが、アイラインが上下クッキリ漆黒で、言っては悪いですがそれが“オカマ感”を出してしまっていました。

ただ、パッと見はその辺にいる女よりも美しいことには間違いありません。
背も高いので一目につきます。
まあ、その背の高さが「ん?」と一抹の違和感を与えるのもあるんですけど…。

旦那の方は、雰囲気イケメン的な男です。
でも、そのニューハーフ妻が大好きで、たいそう自慢な模様です。
「店に通って通って、ようやく落とせた」そうです。

その二人が並ぶと、ニューハーフ妻の方が背が高く、少し不釣合いに見えました。
まあ、本人たちが幸せならそれで良いのですが…。

ナンバーワンの秘訣は?

水商売なのか風俗なのか、詳しくはツッコミませんでしたが、今思うと恐らく風俗だったのではないかと思います。
「コイツのバキュームは昔からすごくて…」などと、旦那の下ネタがすごかったので^^;

まあニューハーフのクラブにしても風俗にしても、とりあえずナンバーワンの秘訣を聞いておくことにしました!
「もちろん、その美貌が一番の理由だとは思うんですが…」とヨイショしながらw

答えは、「男性を立てて、前に出過ぎないことかな…」でした。

う~ん、そんなことか…私にはムリかなww
でもそれが“元男性目線での男の操り方”ということで、間違ってはいないでしょう。

「最近の自分の接客は男を立てているかな?」と見直してみるのも良いかも知れません。

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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