ショッキングな事件があります。

メキシコで、１７歳の男の子が、キスマークが原因で亡くなってしまったそうです。

中学生くらいになると、キスマークが気になりますよね。

アホな子が自分で自分の腕に付けたりしていて、「何やってんだか」と思った記憶がありますｗ

でも、恋人に「お前は自分のものだ！」と主張されている証ですし、幼い頃はそういうことにも憧れたりしますので、若くしてカップルになった人はキスマークを付けあいっこしたこともあるでしょう。

今回の事件でも、男の子にキスマークを付けたのは彼女でした。

”キスマーク”というとちょっとロマンチックな感じがしますが、医学的に表現すると、”吸引性皮下出血”と呼ばれる症状です。

強く吸うことにより圧迫し、毛細血管が損傷して皮下出血を起こした状態です。
そんなに痛くはないですが、つまりは小さなケガですね。

しかし、そんな小さなケガごときで死んでしまうなんて…。
死因は何だったのでしょうか？

死因は、血栓が脳の血管に詰まって起こる脳梗塞だったそうです。

ガールフレンドがキスマークを付けた時に、血管の内側に小さな傷ができての動脈に血栓が発生してしまいました。
その血栓が血液に乗って運ばれ、脳の血管の狭いところに詰まってしまったということでしょう。

もちろん、こんなケースは稀だと思いますが、「まさか！」という驚きしかありません。

ネット上でも「死の接吻」と騒がれました。

確かに確率的には低いのかもしれませんが、メキシコ以外でも似たような事件が発生していました。

ニュージーランドで女性が、同じくキスマークが原因で腕が動かず心臓発作を起こしたということです。
診察した医師は、首にキスマークのようなアザを認めたということです。

そんなヤツはほとんどいないですし、実際キスマークをつけた場合はお店からペナルティを与えてもらわないといけないレベルですが、たま～に冗談半分なのか痛客がキスマークを付けてこようとする時がありました。

そんな時は「ホラ、私こういうお仕事だからだ～め！」となだめていたのですが、今後は「血栓ができて死んだらどうすんだよ！！」と怒ることができますねｗ

いやそれは冗談ですが、キスマークごときで死ぬなんて何とも悲しいですから、避けるべき行為であることが認知されると良いですね。