まず、キスをする前に”相手に心地よいキスを与えられるか？”という視点で自分をチェックしてみてください。

くちびるが乾燥してガサガサしていないか？
口臭を放っていないか？

です。

くちびるの荒れはまあケアすれば何とかなりますが、口臭は結構色々なポイントをチェックしなくてはなりません。
最低限、毎日２回以上のハミガキをしていることに加え

●歯の間を掃除できているか
●舌の汚れを取っているか
●虫歯はないか
●胃を痛めていないか
●口が乾いていないか（唾液はちゃんと分泌されているか？）

この辺りのことをすべてクリアにしなければ、どれかしらの原因で口臭が発生したままになります。

「キスがうまいな」と相手に思わせるには、相手に「気持ちいい」と思わせなくてはなりません。

もちろん、くちびるは直ちに性感帯のようにキモイよくなれる器官ではないですから、気持ちいいというよりは”心地いい”を目指すイメージでしょうか。

心地いいキスとは、以下のようなものだと思われます。

●一方的ではなく、お互いのリズムが合ったキス
●軽く吸い付くような密着感がある
●舌が適度に絡みあう
●テンポが平坦ではなく適度に強弱のあるキス
●慈しむようにくちびるを包むようなキス

などでしょうか。

細かく言えばもっとあると思いますが、要するに重要なのはリズムと密着感ではないでしょうか？

私は、相手のキスが不快だなあと思う時には、大抵”独りよがり感”があると思っています。

もちろん緊張していたり、ということもあるかもしれませんが、せかせかと口や舌を動かしたりして、なんだか自分の気持ちよさだけで腰を振る男を見る時と同じ感覚です。

そうならないためには、キスをしながら相手の様子を伺う必要があります。
とはいっても、目を開けてまじまじと見ることではありませんし、口を動かさずに相手の出方を見るということでもありません。

キスを進めながら、かつ相手の動きを冷静に察知する必要があるのです。

もちろん、好きな男とキスする時はそんなこと考えず、相手に任せておけば良いでしょうが、風俗嬢として仕事でキスをするのであれば、接客として調整していかなければなりません。

そうやって冷静に対応していると、それが伝わるのか、独りよがりの自分勝手なキスをしなくなる客も多いです。
「焦らず、もっとゆっくり楽しめばいいんだ」と気づくのでしょうかね。

そうして相手のテンポに合わせながらキスをすることを心がけていきますが、久しぶりに会った客などにはちょっと激しめのキスをしてあげると指名客を離しにくくなります。

例えば、キスをしている間に頬に手を当てたり、頭を抱えるようにするだけで「キスしたかった！今夢中よ！」と言った感じが出ます。

男は、本当にキスという行為が好きです。
キスをするのとしないのでは、勃起率も変わってきます。

好きでもない男とキスをするのは本当に苦痛ですが、指名を増やしたいなら”冷静に判断して相手に合わせているけど情熱的なプロのキス”を与えてあげてください。