それなりにプライド持ってちゃんと仕事に取り組んでる。
風俗という仕事だけど、コンビニでバイトしてた時より、ずっと頭使って頑張ってる。
当欠もしたことないし、真面目にやってる。

確かに大声で「風俗嬢やってます」とは言えないのかもしれない。
でも、チンタラ働いてる子や夫の金でグウたら過ごしてる主婦より、よっぽど自立してて偉いと思う。

なんで、”風俗”ってだけで、アレコレ言われて批判されなきゃいけないの？

そんな風に思っている姫さまもいるかもしれません。
私も、以前のお店の同僚に「なんで風俗はダメなんだと思う？」と聞かれたことがあります。

それについて、少し掘り下げて考えてみたいと思います。

風俗で働くことは、悪いことではありません。
しかし、倫理的に見れば”良いこと”でもありません。

確かに法律で風俗で働いてはいけないと決められているわけでもありませんし、現に今は多くの女性が風俗で働いた経験があります。
しかし、だからと言って風俗嬢であることを広く知らせて良いことはありません。

今の世間の一般通念として「できればやらない方が良いもの」と認識されているからです。
これには、理由はありません。
望ましくないと考えられている、という理由で十分なのです。

子供を持つ”親”になった人間が多いのも、風俗の仕事が望ましくないと思われる要因の一つであると思われます。

「自分の子供にはそんな仕事して欲しくない」というやつですね。

なぜ親は子供に「風俗の仕事をして欲しくない」と思うのかと言うと、それはもちろん、様々なデメリット・リスクがあるからです。

病気はもちろんですが、女は図太い反面受け入れる男を選ぶという本能を持っていますから、心を病むかもしれない。
将来、本気で好きな人が現れた時に後悔するかもしれないし、探偵など使われたらその縁は破談になるかもしれない。

そんな”あなたの将来”をブチ壊すかもしれないリスクがたくさんあるからです。

無論、すべてのリスクを物ともしない女性がいることも確かです。

もし風俗嬢という職業が一般化して、会社員と並ぶメジャーな仕事になってしまうとします。

すると、今のような「頑張ったらかなり稼げる」という仕事ではなくなってしまいます。
だって、誰でもなれる・なりたい仕事なのですから、お店は高い賃金を出して従業員を集める必要がなくなるからです。

今は、「やりたくない」と考える女性が多いからこそ高給なのです。

風俗という仕事を頭から「ダメ！」という人間の中には、このような考えを持っている人がいます。

「人間楽して稼いじゃダメだろ（オレらしんどい目して稼いでるのに）」
「女を武器として金稼ぐなんて…（ズルイ）」
という考え、いや感情ですね。

このように考えるのは男だけではなく女にもいます。
自分は風俗で男をたぶらかす魅力や自身がないから、できる女がズルイ、というわけですね。

まあこれは一種のひがみでしかありませんので、「風俗嬢という仕事が良くない」ということの回答にはなりません。
が、風俗嬢を批判する人の中には、こういう気持ちを持つ人もいるということです。

風俗嬢のあるあるですが、客から説教されることも多いです。
「こんな仕事して…云々」です。

まあこれは、雑音くらいに捉えて、真剣に聞かないことが一番です。
だって「お前が来なけりゃ私は働いてねえよ」というつっこみに納得いく答えを用意できる客は、一人もいないからです。

ただ、言いたいだけということですね。
お金様のために、右から左へ受け流しましょうｗ