神様って残酷ですよね。
顔かたちもそうですけど、体についても元々何もしなくてもうつくしいボディラインの人と、そうじゃない人が存在します。

足の長さなどの骨格については、今のところ美容医療でもほぼ手も足も出ない状態ですが（厳密には少しずつ手を加えられるようになってきていますが）、脂肪に関しては手立てはあります。

雑誌などでよく言われている“洋ナシ体型”ど真ん中。

「こんな体じゃダメだ！痩せなきゃ！」ということで、１６０センチの身長で４５キロ前後まで体重を落とすことに成功したこともあります。

しかし、自分としては満足していないんです。
胸はなくなりデコルテはガリガリで骨が浮き出ているのに、下半身はまだポッチャリ感がある…。

愕然としましたね。
「私の足は、どんなに体重が落ちてもモデルさんのように細くはならないんだ…」



そうなのです。
どんなに努力しても、人と同じような結果を得られるかどうかは“元々持っているもの”次第という側面があるのです。

私の場合は太ももの脂肪が一般的に見ると多いタイプに違いありませんでした。

家族や友人には「脚細くなったじゃん！」と言われるのですが、そうではないのです。
「自分の努力に比べて、結果が伴っていない！もっと細くなりたいの！」ということでした。

「ちょっと病気なんじゃないの？」と思われるかもしれません（笑）

でも、脚やせしたくて必死でダイエットしたのに、やせたのはほぼ上半身なのですから、やはり納得がいきません。

そこで、「痛い・怖い」という感情を押し殺し、美容外科に脂肪吸引のカウンセリングを受けに行ったのでした。

「もう脂肪吸引をして部分的に脂肪を落とさなければ解決などしない！」と思い、勇気を出してカウンセリングに行ったところ、驚きの話を聞くことができました。

私たちが「この脂肪がなくなればいいのに！」と言いながらつまむ脂肪って、実は脂肪の一部分でしかないのです。

どういうことかというと、皮膚のすぐ下にある脂肪は“皮下脂肪”と言って、血管や神経が走っています。

ダイエットすると代謝されて体積が減るのはこの皮下脂肪なのですが、脂肪はこれだけではなくもう少し奥の部分に“ＬＦＤ”という脂肪のかたまりがあります。

このかたまりには血管が通っていないため、マッサージやダイエットで減ることはなく、人間が飢えて死ぬ間際になるまで蓄えられたままなのです。

体の深いところにある脂肪のかたまりであるＬＦＤを無くすにはどうしたらいいか？
やっぱり脂肪吸引をしてしまうのが一番手っ取り早いです。

ドクターは脂肪吸引の際にＬＦＤをメインに吸引しますが、それだけでは効果が十分ではない場合もあるので、皮下脂肪についてもある程度吸引します。

私も受け、実際ダウンタイムはつらかったですが、一番気になっていた太ももは１０センチ以上細くなりました！
その後体重はあれよあれよという間に５２キロくらいまで増えましたが（笑）、それでも太ももは細いままです。

客の前でも臆せず服を脱げるようになりましたし、「太ももが太く見えないかな…」とプレイ中の体勢を気にすることもなくなりました。

悩んでいる方は、思い切って脂肪吸引してみると悩みが一気に吹き飛びます！

ただし、二度目になりますがダウンタイムは本当にツライです＾＾；
「痛みに耐えてでも細くなりたい！」という方はがんばってみてください！