セックスには上手い・下手ってあるのでしょうか？

明らかに相手を思いやることなく、痛いことを平気でしてくるようなヤツは別にしても、上手い下手よりも相性なのではないかなと思います。

相性って、実は女の人の方が感じやすく、男の方が「この女と体の相性悪いな」と思う可能性が低いらしいです。

しかしながら、風俗嬢に対しては少し違います。
バリバリに感情が入っている客も多いですが、どこか冷静にテクニックを見られているところもあります。

テクニシャンすぎると「慣れてるね…」とか言われてマイナスになることがありますので、“テクニックを持っていなさそうだけど気持ちイイ”を目指さなければなりません。

それを学ぶために必要なことは何なのでしょうか？

一般的には、「経験が多いほどセックスは上手になる」と考えられています。
しかし、この“経験”というのがクセモノです。

実は、１００人の違う相手と１回ずつセックスをするよりも、１人と１００回セックスする方が、スキルは上がります。

これは専門家から聞いたことではありませんが、私が「この男セックス上手い！」と思う度にインタビューをしてきたので、正解である可能性はそこそこにあると思います。

違う１００人とセックスすると、すごく経験豊富になった気がします。
確かに、ある程度の学ぶことができ、上達もするとは思いますが、１人とやり込む方がうまくなります。

なぜなら、毎回違う人と寝るとなると、単調になりますし、自分のやり方を反省することもありません。

反省って、「いや～今日のセックスはここが悪かったかな！？」とお風呂に入りながら一人反省会をすることではありません。

ここで言う反省とは、次回同じ相手とセックスすると「あ、そういえばココよがってたな」とか「こうすれば興奮するのかも？」と、細かなことに気づくということです。

初回の相手には、緊張はしなくてもそんなことを考えるヒマはありません。
ただ、性感帯を刺激して、イッて終わりです。


要するに、違う相手では経験のバリエーションは増えるかもしれませんが、積み重ねと工夫がないということなのです。

師匠としてオススメの相手は、一番は“年上の女性に仕込まれた男”です。

女性のヒモとして生きてきた男は、女に媚びるためにセックスのテクニックを向上させますので、やはりテクニックがすごいです。
私も一番「コイツほんと神ってるな…」と思った相手は、元ヒモ・ホストでした。

何がスゴイって、愛撫がスゴイので満足感が違います。

このあたりに関しては、また詳しく書きたいと思います。