お水の世界で仕事ができる人とは、どのような人を指すのでしょうか？
昼職では、柔軟な対応ができ、処理が的確で早い人のことですが、夜の世界も似たような面があります。

キャバ嬢さんによって個性がありキャラも違うので、営業・接客方法は様々です。
しかし、共通点はあります。

仕事ができキャバ嬢として成功している人の特徴を知り、キャバクラでの自分の立ち振る舞いを振り返ってみましょう。

要するに、人とコミュニケーションを取るのが上手いということです。

たまにすごく人懐こい異性、いますよね。
ヌルッと入ってきていつの間にか精神的距離が近づいている人。

そういう才能を持つ人もいますが、努力でもそういうことは可能です。
もちろんそういう馴れ馴れしい感じが嫌いな人もいますので、客を選んで距離感を測っていかなければなりません。

が、多くの場合はズバッと切り込んでいく方が場内が入りやすいですね。
思い切って踏み込んだ方が仲良くなれ、「楽しい」と思ってくれる率が高いような気がします。

はっちゃけて酔っているように見えるのに、こまめに色々なところを見ており、適切に判断して対処したり指示したりできる人は、やっぱり売れます。

気を遣えるというのは、せっせとテーブルを片付けたりタバコに火をつけたり、お酒を作るということではありません。
言うなればそんなものは、指名を取りたければ放っておいてもいいくらいですｗ

いやまあお酒がなかったりテーブルがぐちゃぐちゃすぎてはダメですが、そんなことに気を遣う余裕があるなら、もっと客を見て話せ！ということなんですね。

客が欲している事を感じ取り、必要であればボーイにコソッと頼んで連携する。

いつもの指名客が接待で客を連れてきているなら、あえてその客はそこまで構わず、その客にとってのクライアントに集中してもてなす、などの賢さを持っている人が多いですね。

客がせっかく話しているのに、リアクションが薄い嬢ってたまにいますよね。
横で聞いていると「おいおい！今のスルーしたらもうこの後盛り上がらなくなるじゃん！」とこちらが焦るほどにマイペースと言うかなんと言うか…。

自分の興味のある話をして、客にもノッてもらうのって大変だし、めんどくさいじゃないですか。
仕事ができる嬢は、お客さんが話してくるのをドンドン活用します。

自分もその話に興味があることをアピールして、質問して話を掘り下げ、話が落ち着いたら関連する話題を振って、延々話を続けます。
そういう会話の転がし方をします。

客は、私たちと会話するために金を払っています。
会話する度に（正確には時間ですが）チャリーンとお金がカウントされているので、相手の話によく耳を傾け、相手のドヤポイントを流さず褒めてあげるのが大切です。

売れている人は、指名交渉やドリンク交渉など「え、いつもの間に交渉したの？で、OKなの？」と思うくらい素早いです。

キャバ嬢は、受け身でやっていては売上が上がりません。
積極的におねだりなどの行動を起こさねば、何も進みません。

指名にしてもドリンクにしても、「どうしよう…今のタイミングで頼んでいいかな…ダメって言われるかな？言いにくいな…」とウジウジしていては、キョドっている空気が出てしまいます。

「今だ！」と思ったら、素直に臆せず、そして明るく悪気なくかわいく口に出してください。
「あれっもうなくなっちゃった！ボトル行っていい？」です。

「あの…もう時間でボーイさんに呼ばれちゃったんだけど…もしよかったらでいいんだけど指名してもらってもいいかな？○○さんともう少し話ししたいし云々」では、「また今度ね」と言われてしまいます。

ワガママすぎるのはもちろんいけませんが、負のオーラが出るまで考えたりせず、まずは行動！ですよ！